LNG拠点化へ 横浜港周辺の基盤整備推進を

参院予算委員会の質疑がカナロコ(2017年3月16日付)に掲載されました。

カナロコより引用 —

LNG拠点化へ 横浜港周辺の基盤整備推進を

公明党の三浦信祐氏(参院神奈川選挙区)が15日の参院予算委員会で質問に立ち、船舶に液化天然ガス(LNG)を燃料として供給する「LNGバンカリング拠点」を横浜港につくるため、周辺のインフラ整備を推進するよう訴えた。

三浦氏は「排ガスの規制強化で、船舶燃料は重油からLNGへの転換が見込まれる。LNG拠点を整備することが、世界の中でわが国の港湾の位置付けを確たるものにする」と指摘。その上で「特に(横浜など)京浜港は北米航路への輸送拠点となる。LNG拠点のインフラ増強を強力に進めるべきだ」と述べ、石井啓一国土交通相の認識をただした。

これに対し、石井国交相は「LNG拠点の形成には、世界最大の重油バンカリング港であるシンガポール港と連携することが重要」と説明。昨夏、シンガポールで横浜港をモデルにしたLNGバンカリングミニセミナーを開催したことに触れた上で、「シンガポール港と連携しつつ、わが国がアジアで先駆けてLNG拠点を形成し、国際競争力の強化を図っていく」と応じた。

国土交通省と横浜市などでつくる検討会は昨年12月、LNG拠点としての横浜港の優位性を確認し、国と同市などが一体となって整備する方針をまとめた。

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