核兵器なき未来へ共に歩む

オバマ米大統領が広島に歴史的な足跡を刻んだ27日、もう一つ気になるニュースがありました。羽田空港で起こった大韓航空機の出火事故です。報道によると、エンジン内部で高速回転するタービンの羽根(ブレード)が複数破損していたとのこと。
タービンブレードの疲労メカニズムは、私が長年研究してきたテーマであり、その損傷は直接、航空機に異常をもたらし、多くの人命に関わるものです。
今回は不幸中の幸いで一人も犠牲者が出ませんでしたが、一刻も早く、徹底して原因を究明するよう訴えたいと思います。その地道な積み重ねの中にしか、安全性の向上も、再発防止の道もありません。

さて、オバマ大統領の広島訪問は、非常に意義深いものだったと感じました。米国内の世論や核抑止的な現実を踏まえつつも、大統領が資料館に足を運び、被爆者と対話し、さらに「声なき叫び声に耳を傾ける」大切さに触れ、核兵器なき世界への断固たる決意を述べる――その真摯な姿勢に、政治を志す一人として大きく心を動かされました。
核兵器は人間が生み出したものである以上、私たちが理想を失わずに、核兵器をなくす努力を重ねていくことが大切です。また、唯一の被爆国である日本には、その理想を掲げ続ける責務があると痛感しました。

オバマ大統領は、科学によって人間は空を飛び、病を治し、宇宙を理解できるようになった一方で、「科学が効率的に人を殺す道具として使われることもある」と、科学技術の持つ光と影を指摘しましたが、私も研究者の一人として、政治の側から具体的な貢献をしていこうと決意を深くしました。
例えば、たった1発の核兵器を廃棄するにも莫大な費用が必要ですが、日本の原発事故などの経験や知見を結集していけば、そのコスト削減にも貢献できる可能性があります。

いずれにせよ、三浦のぶひろは、原子爆弾の犠牲になられた広島・長崎の人たち、今も苦しむ被爆者の方々の「声」を胸に刻み、結党以来、一貫して「平和」を党是とする公明党の一員として、核兵器廃絶へ、走り抜いてまいります。