「ものづくりの現場」の視点を大事に!

 

先日、三菱重工業が手掛ける国産ジェット機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が大空を舞い、見事、初飛行に成功しました。国産旅客機の開発は、実に半世紀ぶり。最新のエンジンは、従来に比べて15%以上も燃費が向上し、騒音も大幅に低くなるとのこと。航空機のジェットエンジンに使用する金属の研究を担ってきた一人として、胸に熱いものが込み上げました。

MRJは、約100万点もの部品からなるそうです。自動車1台の部品数が約3万点と言われていますので、何と30倍以上! その部品の多くは、実はまだ海外で製造されていますが、今後、優れた技術を持つ日本の企業、中でも中小企業や町工場が「日の丸ジェット」の部品の多くを製造する時代が開かれるよう、私も政治の分野でリーダーシップを発揮してまいります。

さらに、嬉しいニュースがもう一つ。体に装着して歩行を助ける「ロボットスーツ」が、このたび「医療機器」として正式に承認される運びとなりました。これにより、早ければ来春にも健康保険が適用されるとのこと。特に難病患者の方やその御家族にとって、一筋の希望の光になったのではないでしょうか。

今月22日、私も視察に伺う「ロボフェスタ2015」が開催される相模原地域をはじめ、平塚、藤沢、茅ヶ崎、厚木などの県央地域は「さがみロボット産業特区」に指定されており、公明党もロボット産業の発展と地域の活性化をつなぐ努力を重ねてきました。

三浦のぶひろは、誰よりも「ものづくりの現場」の視点を大事にし、大好きな神奈川を、そして日本を、元気に、豊かにしていきます!