先々週は、県内各地で行われた成人の日記念式典のいくつかに参加をさせていただくとともに、JR桜木町駅前をお借りして、成人の日記念街頭を行いました。時期がずれてしまいましたが、新成人の皆さま、ご家族、関係者の方々、誠におめでとうございます!
街頭演説中に、何組かの新成人の方と、記念撮影をさせていただきました。その中、現役大学生のグループと懇談し、いろいろとご意見をうかがうことが出来ました。式典出席の後、アルバイトに向かうとの事でした。
公明党が約半世紀前に国会で提案し、一貫して推進してきた返済不要の給付型奨学金が、いよいよ具体化します。平成29年度は先行して、経済的に厳しい状況にある私立に通う下宿生や、児童養護施設出身者など、社会的に擁護を必要とする学生さん約2,800人程度を対象に給付型奨学金として実施されます。本格実施される平成30年度からは約2万人規模となる予定です。
奨学金は国公立自宅生が月額2万円、国公立下宿生及び私立自宅生が同3万円。私立下宿生は同4万円となります。
また、私が参議院文教科学委員会でも取り上げさせていただいた入学金については、児童養護施設出身者などの生徒へ、24万円追加給付されます。
実施の為には先週開会となった通常国会にて必要な法整備と予算成立が欠かせません。早期に確実に前進できるよう、全力で取り組んで参ります。
さらに、無利子奨学金について、来年度から貸与人数が拡大します。また、住民税非課税世帯を対象に成績要件が実質的に撤廃され、要件を満たしていても借りることができなかった学生さんが解消されます。加えて、同年より、「所得連動返還型奨学金」が導入され、卒業後の所得に応じて奨学金返還額を変えることができるようになりました。
なお、日本学生支援機構が、返済不要の給付型奨学金の一部先行実施など平成29年度から奨学金制度が拡充することから電話相談窓口を開設しています。
□電話相談窓口 03-6743-6719 【平日 9:00 〜 18:00まで】 ※4月28日まで。
今回、街頭演説の際に、ご報告をさせていただいた返済不要の給付型奨学金。
小さな一歩であるかも知れません。
教育にかかる経済的負担を小さくしたい。誰もが安心して学べる社会へ。人材で世界との競争に打ち勝っていく日本へ。
アルバイトに向かう学生さんの後ろ姿に、改めて誓いました。
未来を担う若者を守り・支え、希望がゆきわたる青年施策の実現、三浦のぶひろ、全力で頑張ります!