今年も残すところ、5日となりました。前回に続き、今回は、東日本大震災復興特別委員会での質問について、ご報告いたします。
宮城県で生まれ、福島県で育った東北人として、ご恩返しをしていく気持ちで、今回の質問に立ちました。
東日本大震災復興特別委員会にて11月18日に質問に立った内容は以下の通りです。
① 復興道路・ふくしま復興再生道路の事業進捗状況と完成の見通しについて
② 災害発生時の緊急通行車両の指定について
③ 災害時の緊急車両への給油のためのガソリンスタンドの体制について
④ 公共インフラとしてのガソリンスタンドを維持するための方策
⑤ 自治体とガソリンスタンドの共存関係構築へ向けて
命をつなぐ道路に関しては、今村復興大臣より平成32年までに「相馬福島道路」の全線開通を目指すという答弁をいただきました。
②〜⑤に関しては、地元神奈川の方からいただいたご意見を基に質問をし、経済産業省、警察庁から具体的な検討をするという答弁がありました。
さらに緊急通行車両について、赤色灯付きに加え、対象車両の検討と見直し、事前登録の促進について、またガソリンスタンドを公共インフラとして位置づけ、災害時の営業スタンドから住民への情報提供体制の確立、さらにガソリンスタンドの経営体力の維持をするための対策を訴えさせていただきました。
未だにのこる震災の爪痕に、日本全体の防災対策と、希望に満ちた未来を描ける教育環境をいち早く進めていかなければならないと強く感じています。また、風評と風化との戦いもあります。政治家としてひとつひとつ誠実に不断の努力で取り組んでまいります。