昨日付の毎日新聞朝刊に「抗がん剤高騰、切実」とのニュースが報じられていました。がん細胞を狙い打ちする新しい抗がん剤が次々と登場しているものの、高い医療費が払えず、治療を断念される方々が数多く存在することを伝える記事です。
がんは、日本人の死因「1位」の病気であり、2人に1人がかかる「国民病」ともいえる病――。にもかかわらず、経済的な格差によって、受けられる治療に差がある社会は変えていかなければなりません。
すべての国民を守る医療保険制度を維持しながら、適切ながん対策をどう進めていくべきか。私は、がんと闘う患者の皆さんやご家族をはじめ、専門家の方々から直接お話を伺いながら、スピード感ある「がん対策」の促進に全力で取り組んでいきます。
一方、がんと向き合うにあたって重要なのは、早期受診、早期発見、早期治療の着実な推進です。公明党のリーダーシップにより、2006年に「がん対策基本法」が成立し、当時1〜2割だったがん検診の受診率が、この10年間で3〜4割に向上しました。
今後、この分野に「科学技術」を生かしていけば、検診がさらに早く、安く、どこでも受けられるようになり、受診率を大幅に向上させていくことも可能になります。
特に神奈川県は、先進医療や予防医療に力を注ぐ、がん対策の先進県です。私は、ここに政治の力を発揮し、誰もが健康で長生きできる長寿国ニッポンの未来を切り開いていきたい。そのために、責任世代として「いのちを守る」仕事に汗を流させて頂きたいと決意を深くしています。
三浦のぶひろは、科学者と技術者の眼をもって、日本の先進医療の促進を、必ず、やり遂げてみせます!